お見合い中の会話で、何を話したら良いか?といった会話の話題ばかりが重要視されます。たとえば
- 趣味の話
- 仕事の話
- 学生時代の話 などなど
でもお見合いで全員が必ず盛り上がる話題なんてありません。
それよりも、どう聞いたら良いか?を重要視するほうが、どんなお見合い相手でも楽しく過ごせると、私は考えています。
このページでは、お見合いでの会話を弾ませ失敗しないコツとして、相手の話の聞き方、つまり【聞く力】を磨くポイントについて紹介します。
この【聞く力】と言えば、この阿川佐和子さんのベストセラー「聞く力 心をひらく35のヒント」が有名です。
もちろん、この本にも役立つことが書いてあります。
ただ、私が実際にIBJでの婚活中に行なったお見合いに向けて、聞く力を磨くために役立った本が他にあります。
それは、フリーアナウンサー魚住りえさんの「たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書」です。
こちらは、タイトルが教科書だけあって、より実践的な内容です。
この本では、「相手に好かれる、好印象をもってもらう」聞き方のコツ50個が紹介されています。まさにお見合いにピッタリの本です。
このページでは、お見合いでの会話がつまらない・弾まない原因を踏まえ、本で記載されているお見合いに役立つコツを
- 聞くときの姿勢
- 聞くときの心構え
- 質問力
に分けて紹介します。
なぜお見合いでの会話が弾まない・つまらないのか?
なぜお見合いでの会話が弾まないのか?つまらなく感じるのか?
その理由には次の項目が挙げられます。
- お見合い相手があなたの好みではなかった
- あなたがお見合い相手の好みではなかった
- あなたが話すのが苦手だった
- お見合い相手が無口だった
- あなたが一方的に話していた
- あなたが相手の話をよく聞かず受け答えをしていた
- あなたがお見合い中不愉快な態度をとっていた
各項目について、私の実体験にもとづいた解決策を紹介します。
お見合い相手があなたの好みではなかった
実際に会ってみたら、お見合い相手のプロフィール写真と雰囲気が違って、好みに合わない。
お見合い開始前にそう感じて、お見合い自体がつまらなく感じることはよくあります。
その場合は、次のお見合いに向けたトレーニングと思って割り切ってみましょう。
そのように割り切って、お見合い中の盛り上げることが出来たら、
- どんな話題で異性が盛り上がるのか?のテストができる
- お見合いでの会話に自信が持てる
- 相手から好印象を持ってもらえて、交際の申込みをもらえる可能性がある
など、メリットが沢山あります。
お見合い時間は約1時間。
せっかくの貴重な時間ですから、無駄に使わないようにしましょう。
あなたがお見合い相手の好みではなかった
逆にお見合い相手があなたの好みに合わず、相手がつまらなさそうな態度をとることもあるでしょう。
この本にも書いてありますが、結婚は見た目で決まります。
会って間もなくあなたの中身を知らないので、見た目であなたの良し悪しを判断するのは当然です。
見た目を悪くする項目としては
- 会った際にあなたが無表情・つまらなさそうな態度をとった
- 会った際にあなたが挨拶をしなかった・挨拶が暗かった
- あなたの服装がダサい・似合っていない
です。
お見合いは始まる前から戦いが始まっています。
自分はトークに自信があるから、服装や会った瞬間の振る舞いは気にしない。
そんな気持ちをあなたが持っていたら、今すぐ見直しましょう。
ちなみに婚活に向けた服装は、ユニクロがコスパ最強です。そんなユニクロメンズ服の正しい選び方をこのページで紹介していますので、気になる方はご覧ください。
あなたがが話すのが苦手だった
そもそもあなたが話すのが苦手という場合。
例えば
- 相手の目を見て話せない
- 話す話題が思い浮かばない
などあるでしょう。
この場合は、無理して自分から話すことはせず、相手の話をしっかり聞くことを試しましょう。
相手も話をしっかり聞いてくれたら、あなたに好印象を持ってくれます。
では、相手の話をしっかり聞くために具体的に何をすればいいのか?
これは後ほどご紹介します。
お見合い相手が無口だった
お見合い相手が無口で、話しても問いかけがなかった。
こんなケースもあるでしょう。
でも、どんな人にも他人に喋りたいことはあるはずです。
その場合は、いろんな質問をして相手の情報を引き出してみましょう。
少しでも相手が話せる事柄を引き出せたら、それを深堀りしていくのです。
そうすれば、少しずつ話は弾むでしょうし、無口な人でも話を引き出せたことで次のお見合いにも自信がもてるでしょう。
あなたが一方的に話していた
あなた自信はいろんなことを話せて楽しかったつもりでも、お見合い相手は楽しくないと感じていた。
この場合は、お見合い中一方的にあなたが話していたケースが多いです。
あなたが自分自身のことを知ってほしいと思って、たくさん話したい気持ちもわかります。
でもたくさん話したい気持ちはお見合い相手も一緒です。特に女性の場合は話したい気持ちが強いです。
なので、話したい気持ちを少し我慢して、お見合い相手の話に耳を傾けてみる。
そんな気持ちを持つと相手も楽しいと感じて、あなたに好印象を持ってくれるでしょう。
あなたが相手の話をよく聞かずに受け答えしていた
お見合い相手に話をしてもらうことには成功していても、その話をよく聞かない状態では意味がありません。
この場合は、相手の話を最後まで聞く。
この最低限の心構えを持つことで、相手の印象も良くなります。
あなたがお見合い中不愉快な態度をとっていた
無意識にやっているあなたのクセ。例えば
- 腕組み
- スマホいじり
- 貧乏ゆすり
こんな態度がお見合い相手にとって不愉快になることもあります。
クセとは言え、相手を不愉快にする態度をとっては、せっかく会話で盛り上がってもマイナスイメージがついてしまいます。
長年染み付いたクセで急には直せないでしょう。
でもお見合いは約1時間と短いです。
その短い時間だけでも、相手を不愉快にするクセを出さない意識を強く持ってみませんか?
お見合い中の会話がつまらない・弾まないを防ぐコツは聞く力を磨くこと
これまでは、なぜお見合い中の会話がつまらない・弾まないと感じるのか?を解説しました。
その原因は
- お見合い相手があなたの好みではなかった
- あなたがお見合い相手の好みではなかった
- あなたが話すのが苦手だった
- お見合い相手が無口だった
- あなたが一方的に話していた
- あなたが相手の話をよく聞かず受け答えをしていた
- あなたがお見合い中不愉快な態度をとっていた
です。
これらの原因への対策として、お見合いの会話がつまらない・弾まないことを防ぐためにご紹介したのは、
- 会話する・相手の話を聞く際の姿勢
- 相手の話を聞くという心構え
- 相手の興味を引き出す質問力
といった項目です。お見合い中の会話の具体的な話題ではありません。
このページの冒頭で紹介したこの本では、これら3つの項目を『聞く力』と題して、この『聞く力』を磨く50のコツを紹介しています。
この本で紹介されている50のコツのうち、
- 聞くときの姿勢
- 聞くときの心構え
- 質問力
の3つに分けて、実際のお見合いにも役立つ聞く力を磨くコツ・ポイントを紹介します。
聞く力を磨くコツ①聞くときの姿勢を磨く
1つ目のコツは、聞くときの姿勢を磨くです。ここで言う姿勢とは「態度・しぐさ」を指します。
姿勢次第で、本人は気づいていなくても、相手を不愉快にしてしまいます。
そんな聞くときの姿勢を磨きましょう。
ここでは聞くときの姿勢を磨く、3つのポイントを紹介します。
口角を上げて聞く
まずは口角を上げて聞くこと。これで自然と笑顔になります。
笑顔は「あなたを受け入れます」「敵意を持っていません」というサインです。
笑顔で話を聞いてもらえると悪い気持ちにはならないですからね。
IBJより前にパートナーエージェントで婚活をしていた際、普段からのクセで眉間にシワを寄せて聞いていたことがあったそうです。眉間にシワを寄せると、どうしても怖い表情になります。IBJでのお見合いでは、クセはどうしても出てしまうので、意識して口角を上げるようにしていました。
相手の顔を見て聞く
次は相手の顔を見て聞くです。
目線が自分のほうを向いていないと、「自分のことを嫌っている?」「隠し事がある?」といった不信感を抱かせてしまいます。
ただ、ダイレクトに相手の目を見る必要はありません。
眉間や眉毛、目の上下やおでこ、鼻のあたりでも、相手からは自分のほうに目線を向けてくれていると感じてくれます。
私は普段なかなか相手の顔を見て話をすることが出来ません。それは相手の顔を見るのが怖いから。ただ、相手から不信感を抱かせることをしていたんだと反省しました。その結果、お見合いのときだけでも、しっかりと相手の顔を見て会話することが出来ました。
手の位置に注意する
最後は手の位置に注意するです。具体的には腕組みをしないこと。
腕組みは拒絶のポーズになるそうです。そうじゃなくても偉そうな態度に見えて、相手からは不快に見えます。
なので、お見合い中、手はテーブルの上で組むような形で、相手から見える位置に置きましょう。
パートナーエージェントでのお見合いの際、最初の頃、普段からのクセで腕組みをして話をしていたようです。(自分では全く意識していませんでした)
カウンセラーから指摘された以降は、腕組みをしないよう意識しましたが、最初の頃のお見合いはもったいないことをしてしまいました。
聞く力を磨くコツ ②聞くときの心構えを磨く
2つ目のコツは聞くときの心構えを磨くです。
今回紹介しているコツの出典元である「たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書」にはこう書かれています。
”聞くことは相手をもてなすこと”
これを達成するためには、聞くときの心構えをしっかりと持つ必要があります。
ここでは聞くときの心構えを磨く、3つのポイントを紹介します。
相手の名前を呼びかける
まずは相手の名前を呼びかけるです。
具体的には、「○○さん、こちらへどうぞ」とか「〇〇さんは何をお飲みになりますか?」といったように、会話のところどころに相手の名前を入れて話すことです。
こうすることで、相手との距離感が縮まり、親近感を持ってお見合い中の会話を楽しむことが出来ます。
パートナーエージェントでの婚活中、お見合い中やデート中に、相手の名前を読んで話すことはほぼありませんでした。その結果、お見合いの成功率は低く、仮交際になっても仲が深まりませんでした。ただIBJでの婚活中は、積極的に相手の名前を呼びかけることにした結果、距離感が縮まり、活動開始2ヶ月でスピード成婚退会できました。
相手の話を最後まで聞く
次は相手の話を最後まで聞くです。
途中で相手の話を遮るのは印象が悪いですし、人の話をさらって自分の話に持っていくのはマナー違反です。
相手の話を聞いている最中に話したくなっても我慢すること、話のオチが分かっていても分かっていないフリをすることが重要です。
お見合いでは相手の話を遮ってまで話すことはありませんでした。ただ普段の生活では、こういうことは時々あります。気をつけないといけませんね。
相手の話をまずは共感する
最後は相手の話をまずは共感するです。
具体的には、もし相手の話や考えが自分と合わないことがあっても
- 話の冒頭に「でも」、「いや」といった否定後をつけない
- 「なるほど、そうですね」といったように、相手の話を受け止めた上で自分の意見を述べる
というようにやり取りします。
100%自分の意見と合致する人なんて居ないので、意見の相違が見られて当然です。
かと言って、自分の考えを真っ先に否定されると、不快な気持ちになります。
なので、自分の意見と違っていても、相手の話に「耳を傾ける」「寄り添う」姿勢をもつことが大切です。
パートナーエージェントでのお見合いでは、ついつい自分の意見を主張しすぎて、相手の話に共感してあげることが出来ていませんでした。そうなると、どうしてもお見合い成功率は下がってしまいますね。
聞く力を磨くコツ ③質問力を磨く
最後、3つ目のコツは質問力を磨くです。
どんな無口な人・人見知りな人であっても、絶対にしゃべりたいポイントがあります。
それを引き出すのが質問力です。
お見合いでの話は、自分の興味に合わないことが大半です。
でも、人の話を聞くことは、それだけで自分の知識や見聞が深まりますし、今後の婚活にも繋がります。
ここでは質問力を磨く、3つのポイントを紹介します。
事前に質問することを考えておく
まずは事前に質問することを考えておくです。
具体的には、相手のプロフィールを確認して、「これを聞きたい」というリストを作りましょう。
ただリストといっても、お見合いの場にメモ紙を出す訳にはいかないので、頭のなかで整理しておきましょう。
お見合いは時間が限られていますし、頭の中での整理なので、優先順をつけて2~3個が目安です。
こうやって事前に質問を整理しておくことで、話の取っ掛かりが出来ます。
相手の答えに対して深堀りする
次に相手の答えに対して深堀りするです。
具体的には、相手の話していることに対して、イエス・ノーでは答えられないような追加質問をしていくことです。
こうすることで、会話が自然に深まり、途切れることがありません。
また、追加質問は相手の話をしっかり聞いていないと出来ないので、相手に真剣さが伝わります。
パートナーエージェントでのお見合いでは、事前に質問は整理していましたが、深堀り質問がなかなか出来ず、会話が弾まないことがありました。一番ひどかったのが、最初の会話のやり取りのあと、全く会話がなく、結果予定の1時間を大幅に短縮した30分でお見合いを終了させてしまったことです。
準備はするけど今を大事に
最後は準備はするけど、今を大事にするです。
相手のプロフィールをしっかり読み込んで、事前質問を用意しても、そのプロフィール情報がお見合い時点で過去のものになっている可能性もあります。
そうなると、「プロフィールに書いてあることと違うじゃん!!」ってなるかもしれませんが、それで良いのです。
あくまで、お見合い時点での新鮮な”今”の情報を大事にして会話をしましょう。
まとめ:お見合い中の会話がつまらない・弾まないを防ぐには?
このページでは
- お見合い中の会話がつまらない・弾まないと感じる原因
- お見合い中の会話がつまらない・弾まないを防ぐ聞く力を磨くコツ
を紹介しました。
まず、お見合い中の会話がつまらない・弾まないと感じる原因は
- お見合い相手があなたの好みではなかった
- あなたがお見合い相手の好みではなかった
- あなたが話すのが苦手だった
- お見合い相手が無口だった
- あなたが一方的に話していた
- あなたが相手の話をよく聞かず受け答えをしていた
- あなたがお見合い中不愉快な態度をとっていた
でした。そして、この原因に対する対応策として有効な『聞く力』を磨くコツ・ポイントとして
<聞くときの姿勢>
- 口角を上げて聞く
- 相手の顔を見て聞く
- 手の位置に注意する
<聞くときの心構え>
- 相手の名前を呼びかける
- 相手の話を最後まで聞く
- 相手の話をまずは共感する
<質問力>
- 事前に質問することを考えておく
- 相手の答えに対して深堀りする
- 準備はするけど今を大事にする
をご紹介しました。
この他にも、魚住りえさんの「たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書」では、お見合いだけでなく、ビジネスの場面でも役立つコツが紹介されています。
気になった方はぜひ手にとって見てください。
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