双子用ベビーカーでのお出かけに躊躇することありませんか?
双子が産まれてから2〜3ヶ月すると、少しずつお出かけの機会が増えてくるでしょう。
最初は双子用ベビーカーで家の近くを散歩していたけど、たまには少し遠出してみたい
自家用車は持っていないので、遠出するとしたら、公共交通機関を使って双子用ベビーカーでお出かけ
でも、いざ双子用ベビーカーだと公共交通機関を使って移動できるか不安で仕方がない
そんなあなたに向けて、この記事を書きました。
私も2022年1月に双子の女の子が誕生し、双子用ベビーカーでお出かけしました
初めて電車や路線バスを利用したときは、同じように利用できるか不安でした。
でも、いざ利用してみたら、気軽に遠出が出来て、気分転換になりました
さぁあなたも、公共交通機関を使って双子用ベビーカーでお出かけして、楽しい双子子育てライフを送りましょう
ちなみに新幹線や特急列車で長距離移動を検討している方は、こちらの記事をオススメします。
双子用ベビーカーでお出掛けするときの注意点
最初に双子用ベビーカーでお出掛けする際の注意点です。
それは、混んでいる時間帯・車両は避けること。
混んでいる時間帯に利用したり、車両に乗ったりすると、
- ベビーカーを折り畳まないと乗れない
- ベビーカー折り畳んでも乗れないことがある
- 乗り降りに時間がかかり、多くの人に迷惑をかけるので、精神的にストレスがかかる
といったデメリットがあり、せっかくの楽しいお出かけが台無しです。
なので、双子用ベビーカーに乗せて公共交通機関を使ってお出かけする際は、混んでいる時間帯・車両を避けて、計画はしっかりたてましょう。
気兼ねなくお出かけできるおすすめの双子用ベビーカー
双子用ベビーカーには、
- 縦並び
- 横並び
の2タイプあります。
おすすめはやっぱり横並びです。
- 同じ月齢から利用出来る
- ザ・双子用ベビーカーで周りにインパクトがある
一目で双子と分かってもらえて、色んな人に声掛けしてもらえると、親としては嬉しいものです。
ただ、横並びの双子用ベビーカーは横幅を取るデメリットがあります。
横幅が広いと街なかの障害物に引っかかって、スムーズなお出かけが出来ません。
そんな横並びの双子用ベビーカーでおすすめは、エアバギー ココダブル フロムバースです。
エアバギーココダブルフロムバースの横幅は、横並びベビーカーの中で最も狭い71.5cm
この他にも
- エアタイヤで衝撃を吸収して、赤ちゃんにとって乗り心地がいい
- 座席ごとにリクライニング角度が自由に調整可能
といった特徴があり、赤ちゃんにとっても、親にとってもメリットの多いベビーカーです。
公共交通機関を使った双子用ベビーカーでのお出掛け方法
それでは双子用ベビーカーのエアバギーを例にとって、公共交通機関を使ったお出かけ方法と注意点をご紹介します。
電車
まずは電車です。
電車は利用人数が多いだけあって、色々な箇所に心配りがされています。
なので、公共交通機関の中では、最も双子用ベビーカーの利用ハードルは低いです。
改札口
多くの自動改札機の通路の幅は55cmですが、一部の駅では通路幅が90cm程度の自動改札機が1台程度設置されています。
この幅広の改札機であれば、エアバギーでも問題なく通過できます。
もし、幅広の改札機がない場合は自動改札機を通らずに駅員さんのいる窓口の横のゲートを通り、手作業で改札を受ければOKです。
エレベーター
駅に設置されているエレベーターの出入口の幅は大抵80cmです。
エアバギーの横幅は71cmなので、駅のエレベーターは利用できます。
注意点は、エレベーターの奥行がエアバギーに比べてギリギリなこと。
これだと、エアバギーと大人2人がエレベーターに入るのがやっとです
なので、駅のエレベーターを利用する際は、順番待ちをする時間が長くなることは覚悟しましょう。
場合によっては、あなたより後ろに並んでいる人に譲ってあげるケースも出てきます。
車両
混んでいる時間帯では、どの車両に乗っても問題ありません。
ただ混んでいる時間帯だと、ぎゅうぎゅう詰めで身動きがトレマセンシ、そもそも双子用ベビーカーが乗れるスペースがありません。
双子用ベビーカーで電車を利用する場合は、まずは混んでいる時間帯を避けた利用を考えましょう。
ただ、やむを得ず混んでいる時間帯で双子用ベビーカーで乗車する必要がある場合は、フリースペースのある車両を選んで乗車しましょう。
フリースペースは座席が無く、車椅子やベビーカーが居ても邪魔にならないように出来ています。
フリースペースに一般の利用客がいる場合もありますが、他の車両を利用する場合より、ストレスは少なく感じるでしょう。
電車内のフリースペースの場所は、路線によって異なります。
路線ごとのスリースペースの場所はこのページでまとめられています。
注意点
これまで述べたような
- 混んでいる時間帯は乗れない場合あり
- エレベーターでの待ち時間が長く場合あり
の他に、路線乗換時のルートが変わるという注意点があります。
双子用ベビーカーに限らず、ベビーカー利用の場合はエレベーターの利用が必須です。
エレベーターを利用した場合、駅によっては普段利用する改札口とは別の改札口を利用しないといけない場合があります。
このときに一番困るのが路線乗換時です。
同じ鉄道会社の路線乗換であれば困ることは少ないですが、違う鉄道会社間の路線乗換の場合だと、最短距離での乗換が出来ない場合が出てきます。
こうなると、普段乗り換えにかかる時間の倍以上、ベビーカー利用時には乗り換えに時間がかかるケースが出ます。
そのため、ベビーカーを押して電車を利用する場合は、普段の時間より早めに出発するなど、時間にゆとりを持つことが大事です。
このように、ベビーカー利用時には、普段とは違うルートで通行する必要が出てきます。見知らぬ土地では、道に迷うこともあります。
そんなときに便利なのが、GoogleMAPの車椅子利用モード。
これを使うと車椅子を使った場合に通行可能なルートを案内してくれます。
車椅子が通行できるルートはベビーカーでも通行出来ますので、非常に便利な機能です。
GoogleMapでの車椅子を使った場合の経路検索のやり方については、こちらのページを参考にしてください。
路線バス
電車は双子用ベビーカーでの利用ハードルが低いですが、家や目的地が駅から離れていると利用しづらいです。
そこで、次の選択肢となるのが路線バスです。
路線バスは、今までは双子用ベビーカー利用の際は折り畳む必要がありました。
ただ、2020年3月に発表した国交省の指針で一人用ベビーカーと同様、双子用ベビーカーを折りたたまずに使用できるよう取り扱うことが基本となりました。
ただ正しい利用方法を知らないといざ利用するときに戸惑うことでしょう。
また正しい利用方法を知らないと、他の乗客の方にも迷惑をかけることになります。
そこで、双子用ベビーカーで路線バスに乗車する際の手順と注意点をご紹介します。
なお、ここに記載している内容は、東京都交通局のHPで写真つきで紹介されています。
乗車時
路線バスは、先払い・後払いで前方のドアから乗車するか、後方のドアから乗車するかに分かれます。
ただ双子用ベビーカーで路線バスに乗車する場合は、後方のドアからしか乗車出来ません。
他の乗客も後ろのドアから乗車する場合はそのまま乗車出来ます。
ただ、他の乗客が前のドアから乗車する場合は、
- 運転手さんに双子用ベビーカーで乗車することを伝える
- 乗車後、運転席に向かい、料金の支払いをする
といった手順で、乗車手続きを済ませて下さい。
なお、乗車する際は、ベビーカーの前輪からバス車内にのせてください。
乗車中
乗車中は必ず
- タイヤのロックをかける
- 赤ちゃんの頭を進行方向側に向ける
これは急ブレーキがかかった際に、赤ちゃんの体を守るための行動です。
なお、双子用ベビーカーで乗車すると、バス車内の通路はほぼ塞がれてしまいます。
大人1人がやっと通れるくらいの隙間しか出来ません。
これを解消するため、折り畳みできる座席を折り畳んでスペースを確保したいところ。
ただ、この折り畳みできる椅子は運転手しか操作してはいけません。
その理由は乗客が操作して、万が一怪我したら、バス会社は責任が取れないから。
なので、椅子を折り畳んでスペースを確保したいときは、運転手さんにひと声かけて折り畳んでもらうようにお願いしましょう
降車時
降車時も後方のドアから外に出ます。
なので、もし、降車時に料金支払いが必要な場合は先に料金支払いを済ませてから降りることになります。
ちなみに降車時は乗車時とは逆にベビーカーの後輪からバスを降りるようにしてください
注意点
これまで述べたように、双子用ベビーカーで路線バスを利用する場合、普段の乗降手順とは違う手順を踏まないといけません。
なので、双子用ベビーカーで路線バスに乗車する際はバスの運転手さんとのコミュニケーションをしっかり取るようにしてください
バスの運転手さんは、ベビーカーの扱いはまだ慣れていないです。
スムーズなバスの乗車をするためには、今回紹介した手順を頭に入れておくことをオススメします。
タクシー
これまで双子用ベビーカーに赤ちゃんを乗せて電車や路線バスの利用方法をご紹介しました
ただ電車や路線バスの場合、混み合う時間帯は双子用ベビーカーを利用できない・利用しづらいのが最大のデメリットです。
どうしても電子や路線バスが混み合う時間帯でも双子用ベビーカーでお出かけしたい場合は、タクシーの利用が有効的です。
タクシーを利用すれば、次のようなメリットがあります。
- 時間帯を気にせず利用できる
- 目的地に直行できる
そこで、タクシーを使った双子用ベビーカーでの移動方法をご紹介します
大前提
赤ちゃんをタクシーに乗せるとなると、ベビーシートが必要?っと思う方も居るでしょう
実はこの記事でも紹介されているようにタクシーに乗車する際は、ベビーシート・チャイルドシートは不要です。
なぜならタクシーは不特定多数の人が乗るため、ベビーシートの装着が免除されているからです。
ただ乗車中は大人が赤ちゃんを抱っこする必要があります。
なので、タクシーを使って双子用ベビーカーの乗せて移動する場合は、大人が2名以上いる必要があります
車種
普通のセダンタイプのタクシーのトランクにエアバギーは乗せることは出来ません。
なので、エアバギーをタクシーに乗せたい場合は、ミニバンタイプのタクシーを利用しましょう。
ミニバンタイプのタクシーを利用したい場合は、
- 電話予約の際に、ミニバンタイプのタクシーを利用したい旨を伝える
- タクシーアプリで希望車種を選択する(現時点では地域限定のサービス)
といった方法を取ってください
まとめ
今記事では、赤ちゃんを双子用ベビーカーに乗せて、
- 電車
- 路線バス
- タクシー
を使ってお出掛けする方法を紹介しました。
この記事で紹介したように、双子用ベビーカーでも、公共交通機関を使ったお出かけはできます。
特に、エアバギーココダブルは横幅が狭く、街なかの障害物にぶつかることなく、移動できます。
双子用ベビーカーは大きいので、周りの人に迷惑をかけるかも?と思って、お出かけを躊躇される人もいるでしょう。
でも、普段と違った場所へのお出かけは、赤ちゃんにも良い刺激になり、子育てにおいて大切だと考えてます。
なので、双子用ベビーカーでのお出かけに躊躇されているあなた。この記事を読んで、積極的にお出かけをしてみましょう。
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