ボーナスを投資に使いたいけど、一括で投資したほうが良いのか?分割で積立投資したほうが良いのか悩んでいませんか?
このページでは、投資信託の人気シリーズeMAXIS Slimの投資成績を使って、一括投資をした場合と分割で積立投資をした場合の6ヶ月後の投資成績を比較します。
その結果を見て、あなたの投資スタイルに、一括投資と分割積立投資のどちらが合っているか考えてみてください。
パターン別ボーナスを使ったほったらかし投資の特徴
まとまった投資資金が得られるボーナス時期に一括投資するのか?
それともある期間に分けて分割積立投資するのか?
それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう
一括投資 | 分割積立投資 | |
メリット | 上昇基調ならプラス幅が大きい | 時期を分散して、高値づかみを抑制できる |
デメリット | 高値で買うと、元本割れの可能性が高い | 上昇基調ならプラス幅が小さい |
ボーナスを使ったほったらかし投資をシミュレーションしてみよう
次に先ほど紹介したボーナスを使ったほったらかし投資で、一括投資・分割積立投資のそれぞれの成績を、シミュレーションしてみましょう。
投資対象として選択するのは次のeMAXIS Slimシリーズの5商品です。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
- eMAXIS Slim 国内債券インデックス
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
一括投資は初月に一括、分割積立投資は6ヶ月間均等に積立する前提で計算。6ヶ月後の資産総額を比較します。
6ヶ月後の一括投資vs分割投資の結果はここに表示されます
一括投資の6ヶ月後の評価額の元本に対する比率はここに表示されます
分割投資の6ヶ月後の評価額の元本に対する比率はここに表示されます
ボーナスを使ったほったらかし投資は一括?分割積立?どっちが良いか?
先ほどのシミュレーション結果から、銘柄に関係なく、次のことが分かります。
- 一括投資のほうが、分割積立投資より資産が増える確率が高い
- 一括投資のほうが、元本より資産が増える確率が高い
- 分割積立投資のほうが、元本より資産が減る場合の減少幅が小さい
なので、ボーナスを使ったほったらかし投資は、あなたの投資方針に応じて次のように考えればいいでしょう。
- 資産を増やしたい方 →→→ 一括投資
- リスクを抑えたい方 →→→ 分割積立投資
一概に一括投資が良い、分割積立投資が良いということはありません。
あなたの環境に応じて、投資方針を選んでください。
ちなみに、6ヶ月目以降の資産総額は、運用期間が長くなるほど貯金より少なくなる可能性は低くなります。
これについては、「人気投資信託商品の投資リスクをシミュレーションしてみた」で紹介しています。
実際にボーナスを使ったほったらかし投資をするには?
ここまでボーナスを使ったほったらかし投資のメリット・デメリットや、eMAXIS Slimシリーズの投資信託商品を使ったシミュレーションを紹介しました。
それでは、実際にボーナスを使ったほったらかし投資を実施してみましょう。
ほったらかし投資をするには、まず証券会社口座の開設が必要です。
ほったらかし投資するためのおすすめの証券会社はSBI証券です。
私がSBI証券をおすすめする理由は
- 取り扱う投資信託の数が多い
- 投資信託の購入時手数料が無料の銘柄が多い
- 積立投資する上で細かい設定が可能
まだ、SBI証券の口座を持っていない方は、次のバナーから口座開設しましょう。
それでは実際にSBI証券での投資信託の積立買付画面からボーナスを使ったほったらかし投資の設定をしてみましょう。
ここでは、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の画面を使って、ご説明します。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の情報画面から、『積立買付』ボタンを押してください
すると、積立買付の設定画面が出てきます。
ここで、一括投資・分割積立投資それぞれの設定をしていきます。
一括投資の場合の設定
まずは、ボーナスを一括投資する場合の設定の一例です。
30万円のボーナスを年2回(6月・12月)にもらえる見込みがある場合には
- 積立金額を最低申込金額の”100円”に設定
- 積立コースは”毎月”や”隔月”に設定、毎月”1日”(日にちは任意)に積立発注に設定
- ボーナス月の積立設定で”設定する”を選択
- ボーナス月の積立設定にて、金額に”300,000”円と入力。設定日で6月・12月それぞれの購入日を設定
毎月の積立金額設定をしないとボーナス月の設定が出来ない面は要注意ですが、このような設定にすれば、ボーナス月に設定日に投資信託の買付をしてくれます。
分割積立投資の場合
次に分割積立投資の場合の設定の一例です。
一括投資と同じく30万円のボーナスを年2回(6月・12月)にもらえる見込みがある場合には
- 積立金額にはボーナス金額を6で割った”50,000”円を入力
- 積立コースは”毎月”を選択する
- もし積立コースで”毎日”や”毎週”など”毎月”以外を選択したければ、1ヶ月あたりの概算の欄に表示される申込金額を50,000円になるように、積立金額や積立回数を調整する
- ボーナス月の積立設定は”設定しない”を選択する
このような設定をすれば、6ヶ月間で合計30万円分の投資信託の買付をしてくれます。
あなたのスタイルに合わせたほったらかし投資をしてみよう
このページでは、まとまった投資金額を得られるボーナスを利用した2パターンのほったらかし投資の特徴と成績シミュレーション、実際の投資信託の買付方法をご紹介しました。
紹介した『一括投資』、『分割積立投資』はそれぞれ次のような方に向いている投資方法です。
- 資産を増やしたい方 →→→ 一括投資
- リスクを抑えたい方 →→→ 分割積立投資
どちらの方法が正解というのはありません。
あなたの投資スタイルにあった方法で、試してみるのはいかがでしょうか?
ほったらかし投資をする上で、細かい積立設定ができるSBI証券がおすすめです。
まだ、SBI証券の口座を持っていない方は、このボーナスにあわせて開設してみてはいかがでしょうか?
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