双子を授かってベビーカー購入を検討しているあなた向けに、この記事を書きました。
やっぱり双子を授かったんだから、双子用ベビーカーを買いたい。
でも、双子用ベビーカーは大きいから周りの邪魔にならないかな?
そんな不安を解消すべく、双子育児の実体験から双子用ベビーカーの利用を避けるべき場面を紹介します。
逆にこの記事で紹介してない場面に遭遇する機会が少なければ双子用ベビーカーは利用OK!
この記事を読んだら、あなたの不安は吹き飛びます!
混雑する場所を移動する場面
例えば通勤ラッシュ時の電車での移動です。
ただでさえ狭いのに、双子用ベビーカーが通るスペースなんてありません。
出来ればこのような場面に遭遇しないよう
- 大人2人で抱っこ紐で移動
- 混雑を避けた時間帯に移動
といった対策をすべきです。
ただ、どうしても大人1人で混雑する場所を双子を連れて移動する場合は、1人用ベビーカーと抱っこ紐の組み合わせで乗り切るほかありません。
新幹線や特急電車に乗車する場面
この場面は大人の人数に関わらず、双子用ベビーカーの利用は避け、1人用ベビーカーや抱っこ紐の利用をオススメします。
その理由は次のとおりです。
車内の通路が狭いから
新幹線や特急電車の通路幅は横型の双子用ベビーカーの幅より狭いです。
なので、双子を双子用ベビーカーに乗せて車内を移動するのが出来ません。
車内を移動できないなら、わざわざ双子用ベビーカーを使う必要は無いのです。
ベビーカーを置くスペースが限られるから
双子用ベビーカーは折りたたんでも、かなりのスペースを必要とします。
なので、車両の最後列にある大型荷物置き場かデッキしか置けるスペースがないです。
大型荷物置き場は早い者勝ちなので、運悪いと双子用ベビーカーは置けません。
そんな場合はデッキしか置き場はありません。
ただ、デッキは乗降客の通行の妨げになります。
なので、双子用ベビーカーは新幹線や特急電車の車内では使わないのが良いのです。
乗り換え時間が短いから
新幹線や特急電車での移動は乗り換えが付き物です。
その乗り換え時間は10分前後と短い場合があります。
ベビーカーで移動する場合、エレベーターでの移動が必要です。
双子用ベビーカーは、エレベーターサイズに対し、幅・奥行きともギリギリ。
なので、利用者が多いとエレベーターに乗る際に順番待ちになる可能性が高いです。
こうなると、普段の乗り換え時間以上に時間がかかり、乗り換え時間に遅れるリスクが高まります。
大人一人で保育園の送り迎えをする場面
この場面は、1人用ベビーカー+抱っこ紐の組み合わせでの対応がオススメです。
なぜ、双子用ベビーカーの利用を避けるべきか?は次のとおりです。
1度に2人を運べないから
もし、双子用ベビーカーで送迎した場合、まだ双子が歩けない時期は、1人ずつ運ぶことになります。
そうすると、どうしても双子用ベビーカーに双子のうちどちらか1人を残してしまいます。
保育園内とはいえ、安全面・防犯面から好ましく無いですよね?
ベビーカーを置けるスペースが限られるから
保育園では、他のご家族もベビーカーで送迎されます。
そうなると、ベビーカー置き場は混雑します。場所の取り合いです。
双子用ベビーカーは折り畳めますが、折りたたんでも、1人用ベビーカーに比べればかなりのスペースを取られます。
朝早く保育園に行ければ、双子用ベビーカーを置くスペースは確保出来ます。
ただ、時間が遅ければ、既にベビーカー置き場は埋まってしまって双子用ベビーカーが置けない!なんて自体になりかねないのです。
双子用ベビーカーの折り畳みに時間がかかるから
双子用ベビーカーはサイズが大きいです。
折りたたんで壁に立てかけようとしても、バランスが悪いと倒れることも。
ただでさえ朝は余裕がないのに、折り畳んだ双子用ベビーカーのバランスを取るのに時間を取られる。
そんな毎日をあなたは送りたいですか?
大人一人で小児科に連れて行く場面
この場面は、1人用ベビーカーもしくは抱っこ紐での対応がオススメです。
保育園に通い出すと、ちょっとした熱や咳、鼻水で小児科に通院する頻度が多くなります。
小児科への通院も双子用ベビーカーの利用を避けるべき場面です。
理由は次のとおりです。
1人しか受診しない場合があるから
そもそも双子のうち1人しか受診しない場合、わざわざ元気なほうを小児科に連れて行く必要は無いです。
小児科に行って、風邪をもらってくる。なんて話もあります。
双子育児で双子が病気にかかると、かなりの手間がかかります。
そんな手間をかけるリスクを犯さないためにも、小児科には必要最低限の人数で通院しましょう。
小児科内を移動するのが大変だから
小児科内はベビーカーを折り畳めるスペースは無いケースが多いです。
なので、双子用ベビーカーでいくと、そのまま小児科内を移動することになります。
小児科内は狭いですし、他のお子さんもいて、街なかほど縦横無尽に動けません。
周りの人にサポートしてもらえれば、小児科内を移動出来ます。
ただ、サポートを依頼するのも気が引ける場合は、双子をふたりとも連れて行く場合でも、双子用ベビーカーを利用しないことをオススメします。
双子パパ・ママにオススメ!1人用ベビーカーの入手方法
これまで紹介した各場面での対応は、1人用ベビーカーがあると便利です。
でも、ただでさえお金がかかる双子育児で、新品の1人用ベビーカーを追加で買うのは躊躇しますよね。
少しでも費用を抑えて1人用ベビーカーを手に入れる方法をご紹介します。
メルカリで中古品購入
コンビやアップリカなど人気メーカーのベビーカーだと1万円。
メーカーによっては5,000円前後で手に入ります。
物を見て選べないデメリットはあります。
ただ、出かけずに購入出来るのは、時間のない双子育児ではピッタリです。
リサイクルショップで中古品購入
もっと費用を抑えたいのであれば、リサイクルショップを巡って探すのも手です。
複数のショップをまわって探すのは大変ですが、掘り出し物が見つかるかもしれません。
レンタル
中古品だと、故障してたり汚れたりしてないか気になりますよね?
赤ちゃんに乗ってもらうんだから、安心かつ清潔なベビーカーに乗ってもらいたいもの。
そんなあなたには、レンタルサービスの利用をオススメします。
1週間からレンタル出来ますし、もし気に入ったらレンタル品を購入することも出来ます。
色んなベビーカーをお試しして、自分にあったベビーカーを使いながら探せるのも魅力的。
1人用ベビーカーでは実現不可!双子用ベビーカーのメリットは?
これまで双子用ベビーカーの利用を避けるべき場面をご紹介しました。
ただ双子育児では、圧倒的に双子用ベビーカーの利用頻度は多いです。
なぜ利用を避けるべき場面があるのに、双子用ベビーカーを利用するのか?
双子を平等に扱える
抱っこ紐+1人用ベビーカーでも双子を同時に異動できますが、抱っこした子とベビーカーに乗せた子で扱いに差が出てしまいます。
平等に抱っことベビーカーを代わりばんこしようにも、ついつい偏りが出てしまうもの。
双子用ベビーカーなら、そんな双子の扱いの差を考える必要がありません。
大人一人で双子を移動させる負担が軽い
いくら抱っこ紐を使用するとはいえ、長時間子供を抱っこするのは体の負担が大きいです。
その点、双子用ベビーカーを使用すれば、体の負担少なく双子と移動できます。
双子が1歳を過ぎることになると、ベビーカー重量も含めると約30kg。
なのに、移動はスイスイ。
これならお出かけは苦も無く出来ます。
街なかで声をかけられる頻度が多い
双子用ベビーカーだと、1人用ベビーカー+抱っこ紐とは比べ物にならないくらい周りからの注目度がアップします。
こうなると、周りの方、特に高齢の方から声を掛けられることがよくあります。
声を掛けられるなんて、何が良いの?と思われるかもですが、
- 双子ちゃん、カワイイねぇ〜
- 毎日お世話大変でしょ〜
- 今は大変かもしれないけど、大きくなると楽しくなるよ〜
などなど色々声掛けしてもらえると、何だか大変な双子育児が報われた気分になります。
使用場面に応じて双子用ベビーカーと1人用ベビーカーを使い分けよう!
この記事では、双子育児でも双子用ベビーカーの使用を避けるべき場面を4つご紹介しました。
ただ、こうした場面に巡り合うのは双子育児でもわずか。
特に普通電車・路線バス・タクシーは全然利用OK。
双子用ベビーカーは大きくて、周囲の迷惑にならないかなと使用を躊躇しているあなた!
臆することなく双子用ベビーカーを使い倒しましょう!
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